連動遅延コンセント |
<’08・02・23>
CHAPPYさんが企画された連動遅延コンセント作ろう会の最終回に参加させて頂きました
CHAPPYさん自作の電子基板を提供いただき,あとは自分で作ると言う素敵な企画です
改めて御礼申し上げます
連動遅延コンセントとは,電動工具を使用したときにちょっと遅れて集塵機が作動するようにするものです
工具を使い終わるとやはりちょっと遅れて集塵機が止まります
同時に作動させると,電力オーバーになりブレーカが落ちたりするので,これを回避するものです
以前からCHAPPYさんが企画されていたのですが,今回参加となりました
早速送られてきた基板がこれです
今回は基板を業者で作られたとのことですが,すばらしい出来栄え
この基板はすでに動作確認されているので何も手を加える必要がありません,脱帽
CHAPPYさん推奨は35AのSSR(ソリッドステートリレー)ですが,この言いつけを破り私は25Aを使用します
秋月のキット250円です
その理由は・・・値段が1/3なので(笑)
集塵機の容量からこれで問題ないと判断しました
実は真似して作ろうと思って部品はとうの昔に準備してあったのです
SSRを組み立てます
トライアック(黒いやつ)は,説明どおりには付けていません
放熱が必要なので,足をL字に曲げて鉄板に固定できるようにしました
いきなり飛びますが,各部品のレイアウトを検討後に固定します
余ってたアルミケースを利用しました
これまた言いつけを守らずアダプタは携帯用の7.5V
それをレギュレータで5Vに変換しています(下の写真)
この基板はピンヘッダ(だっけ?)でそのままCHAPPYさんの基板に挿せるようにしました
端子台みたいな使い方と言うわけです
加工がしやすいので表面は合板で作成
主電源は,集塵機の位置が変わっても使えるようにひも付きコンセントにしました。
パネルのスイッチは主電源を切るためのもので,待機電力をカットします
その下が電動工具用,さらに下が遅延出力です
ひも付きコンセントと一緒に出ているコネクタは,手動スイッチ用です
手動スイッチの場所が決まったら接続しようと思います
最後に言いつけを破ったのが,作動ランプを付けていないことです
エコだと思って許してください(笑)
実際に集塵機に取り付けました
電動工具用のコンセントは天井から吊ったリールに接続しました
負荷をつなげて感度を調整して無事に作動を確認しました
工具を作動させて約1秒後に集塵機が作動し,工具を停止すると約1秒後に集塵機が停止
これでわずらわしかった集塵機のオン・オフをしなくてすむし,無駄に集塵機を回さなくてすむので静かな環境と節電を手に入れられました