DELTA JT160 手押しカンナ |
フェンスの可動部分の精度が悪いため,そのままだとスムースに調整が出来ません
鋳物のバリや,塗装ムラが多いため滑りが悪かったり引っかかったりしています
そこで,当たり面を研磨し,引っ掛かりがないようにしました
フェンスの角度を調整する部分です
丸い部分の当たりを出します
ピカピカにまでは磨かず,滑りを見ながらほどほどにしました
全てペーパと丸ヤスリ(しか手元になかった)で処理しました
わかりにくいですが,フェンスの高さ調整部です
接触部分の塗装を剥がし,面を出した程度です
奥行き方向のスライド部分です
中央の長穴を固定用ネジが移動する部分で,ここがかなり凸凹でした
同じくスライド部の上側
かまぼこ部を研磨
スライド機構を組み合わせたもの
動きがスムースになった反面,ノブを緩めるとすぐ動いてしまうので,スプリングワッシャを追加し,調整をやり易くしました
少々面倒ではありますが,動きが全然良くなりました
フェンスの直角を出すのが,最初難しかったのですが,研磨後の取付け時にはすんなり直角が出ました
あまり頻繁に調整するものではないと思いますが,やるだけの価値はあるかなと思います
出来れば全部塗装しないで欲しいくらいです(錆びるのかな)
しかし,量産品の型にしては作りが悪い
塗装も恐らくドブ漬けみたいで塗膜が厚い
値段相応ってことですかねぇ
今回のように手を加えればすむので良しです